免疫と慢性疲労に関する情報ブログ

体内異物等の免疫反応と慢性疲労についての情報ブログ。私が実際に通った病院や行ってきた治療法を公開。

美容整形等の体内異物に対する免疫反応について

美容整形その他の手術の後に下記の一連の症状を呈している患者様がいらっしゃいませんか?

下記は十万人以上の人々から報告を受けている異物に対する免疫反応の一連症状です。

 

極度の疲労

頭がぼーっとする、物忘れ、認知障害

筋肉痛、筋肉の虚弱

首、肩、背中、腰、膝、手/足の関節痛

薄毛、髪の乾燥

肌の早期老化

皮膚のかゆみ、多種多様な皮疹

体重の問題

炎症

不眠症、睡眠の質の低下、(それに伴う過眠も含む)

ドライアイ、視力低下

甲状腺機能低下

副腎疲労

副甲状腺の疾患

ホルモンの消失、早期閉経、早期更年期障害、子宮摘出

性欲減退

全てに関して治癒が遅く、痣が出来やすい

運動後の回復が遅い

めまい

頭痛、片頭痛、眼性片頭痛

咳払い、咳、飲み込みづらい、息苦しい

胃酸逆流炎

吐き気、胃炎、リーキーガット、SIBO

過敏性腸症候群

熱、寝汗、暑さに耐えられなくなる

絶え間無く細菌やウイルスへの感染が起きる

尿路感染症、間質性膀胱炎

イースト菌カンジダ菌、真菌、感染症、真菌性副鼻腔炎(真菌)

耳鳴り

金属の味がする

食べ物への不耐症とアレルギーが突然起こる

動悸、心拍数の変化、心臓痛

血圧の問題

胸部と腋の下のリンパ節の腫れと痛みと感覚過敏

特に思い当たる原因がないのに脱水症状の発作が起こる

頻尿

手足の痺れやヒリヒリ感

冷たく、変色した手や足

胸部の不快感、息切れ、息が短くなる。

インプラントの周りや、腋の下の痛みや熱感

肝臓の問題

腎臓の問題

胆嚢の問題

膵炎

鬱、不安症、パニック障害

死ぬのではないかと感じる

線維筋痛症の症状または診断

EBVの症状または診断

ライム病の症状または診断

 

 

自己免疫疾患の症状または診断:

レイノー現象、橋本病、アジソン病、グレーブス病(バセドウ病)、関節リウマチ、強皮症、ループス(全身性エリテマトーデス)、シェーグレン症候群、特定できない結合組織疾患、POTS (体位性頻脈症候群)、強直性脊椎炎、多発性硬化症、その他

 

 

豊胸インプラント関連未分化大細胞型リンパ腫(BIA-ALCL) の症状や診断:

豊胸インプラント関連性B細胞リンパ腫、豊胸インプラント関連性扁平上皮癌

 

 

豊胸インプラントに関連するとして知られている癌の症状または診断:

黒色腫、脳の癌、骨髄腫、呼吸器の癌、多種多様な乳癌、多種のリンパ腫、多種多様な癌腫や肉腫

 

 

引用元HP:

 

 

https://www.healingbreastimplantillness.com/breast-implant-illness-symptoms/?fbclid=IwAR1d4ub-4xgaVkO7V3qNtvNHMFSygkT1cjlnkyqODuqx3CMNNu8DcmT4vSM

 

 

これらの症状は英語圏ではBreast Implant Illness 「豊胸バックアレルギー症候群」と呼ばれています。英語圏の方は豊胸手術をする方が多いので「豊胸バックアレルギー症候群」という名前で呼ばれていますが、豊胸だけでなく鼻や顎、液体の注入等の全ての異物に対してこの一連の症状が報告されています。

インプラント体内異物は腫れたり破れたり検査や所見で何も異常がなくてもこの症状が起きます。

 

私の症例は自毛植毛でこの一連の症状が起きました。手術後2ヶ月で極端に疲れやすい、4ヶ月で変な消化器症状等の小さな症状、8ヶ月目で完全に仕事を辞めなくてはいけないくらいの症状になり、2年間で上記のリストのほぼ全て(8割くらい)の症状を経験しました。2年間で約70件の病院を受診し、様々な誤診を受け、原因が分からす最後の方は車椅子が必要で1日数時間しか自力で起きれない寝たきりになりました。今、植毛部位の切除手術をした直後から体調が目に見えて劇的に良くなり、自力で歩けるようになりました。

 

そのHPにもこの一連症状を呈する患者さんは突然の体調不良に大金を注ぎ込み原因を探しつづけます。普通の一般病院では「本人の思い込み、精神的なものだ」等の誤診を受け続けます。その他検査所見でも異常が見られる一つ一つの症状に対しては別の病名をつけられ、異物の反応ではないと言われ続けたりします。とー記載があります。

 

私の症例でも「さまさまな身体症状は思い込み、身体表現性障害である。」「外見的にも検査的にも炎症所見が何も見えないのに異物の反応ではない、手術は無駄。」「身体表現性障害は思い込みであることを本人が認識することから治療が始まる」と言われ続け、病院を受診しても精神科に回されたりして、除去手術をしていただける病院を見つけるのがものすごく大変でした。

 

豊胸手術やその他の手術でこの一連症状が起きる場合、外見的には何も問題がない患者さんが検査結果では何も問題が見られない、今の医学では解明されていない本人が主張しているだけの異物反応に対して手術を行うことになり、外見に関してのマイナス面だけを負ってしまうので、多くの医師はこの異物の除去手術を行うことを躊躇します。

 

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下記に上記の症状で悩む患者様へ必要な情報を記載します。

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もしもこの症状で悩む患者様が病院から理解を得れない場合、医療関係者の方にBreast Implant Illness と検索してインターネット上に存在する数々の情報とこのFacebookグループhttps://www.facebook.com/groups/Healingbreastimplantillness/を渡してこう伝えてください。

私は病院で一連症状が異物反応であり除去手術が必要であることとこの一連症状は精神病や思い込みではないことを理解してもらうのにとても苦労しましたが、下記の言葉で医師を説得しました。

 

世界中の10万人以上の全く知らない人々同士が、本人たちが全く知らない異物の免疫反応の同じ一連の症状を「思い込み」で「偶然」呈するのでしょうか?

知らない病気をどのように思い込みのでしょうか?

10万人から異物の除去を行うと治るという報告があるのですがそれがこの10万人以上の人々の「偶然」の思い込みの精神病でしょうか?

食物アレルギーやカンジタ菌感染症やその他内分泌疾患等、客観的検査所見でも異常が見られる一連の症状をどのように思い込み発症するのでしょうか?

 

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美容外科の異物除去ができる病院はとても少なく探すのに苦労します。

普通の美容外科が対応できる症例であれば良いですが、私の場合美容外科では対応不可能な症状なので入院可能な大学病院等を探しました。

私は東京中のすべての大きな病院に問い合わせをしたと思いますが、美容外科の後遺症手術が行える入院施設のある病院が下記しか見つかりませんでしたので、他の患者様のために情報を記載いたします。

 

美容外科併設の異物除去手術が行えるかもしれない東京都の病院一覧

 

東京大学病院 形成外科 美容外科 富岡先生

総合東京病院(練馬区、中野区) 形成外科 保坂先生

東京医科歯科大学 形成・美容外科

 

美容整形の後遺症の手術費用は上記の様な保険診療を行っている病院でも自費診療になります。

特に大きな手術でなければ、普通の美容外科であれば上記の病院でなくても対応していただけます。

 

東京都以外の病院は調べてなくてごめんなさい。

 

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症状の改善には異物除去手術を受けるのが最優先です。

しかし、手術すらも受けられない体調の場合、この一連の症状が免疫反応であることを理解していただける病院での治療をしていくことが必要です。

私は大きな大学病院を含め約70件の病院を受診しましたが、異物の免疫反応に関して理解をしてもらえる一般の病院は皆無でした。下記に異物の免疫反応であることを理解し治療してくださる病院の情報を記載します。

 

下記の病院は一つだけでなく全ての病院を受診することをお勧めします。特に、保険診療だけでなく自費診療の病院には絶対にかかるべきです。

 

国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 小平市 免疫研究部  山村隆先生 

(医療機関からの紹介状がないと受診ができません。医療機関ではないと予約が取れないです。まずは大学病院等で全ての似ている症状を引き起こす他の疾患の除外診断を受け紹介状を貰って下さい。慢性疲労症候群を見てくださる医師であればこちらの病院の紹介状がかけますが、そもそも大きな病院等で沢山の除外診断を受けないと慢性疲労症候群の診断は降りません。)

私は角南陽子先生に紹介状を書いていただき受診しました。角南先生は病院を移動されるので今どこの病院に勤務されているかはググってみてください。

南陽子先生は起立不耐という病状を伝えないと受診ができません。

慢性疲労症候群はどこの病院でも受診をするまで条件が多くて大変です。

 

 

保険診療では取り扱えない治療が多いので、自費診療のクリニックの受診が必要になります。下記のクリニックが治療を行えます。

カンジタ菌除去、リーキーガット、重金属デトックスキレーション等の治療が必要です。

 

ウェルネスクリニック神楽坂

ひめのともみクリニック 五反田

新宿溝口クリニック

三番町ごきげんクリニック

Natural Art Clinic(同じ名前クリニックが複数あります、御川院長先生の病院です。)

満尾クリニック 恵比寿

 

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最後に、私の症例について補足です。

私は植毛を二回しています。1回目は何も問題がありませんでした。約一年後に受けた2回目の植毛手術の直後に、左側片方が感染症になりました。もう片方の右側は感染症にはならず、術後はとても良好な経過でした。しかし、感染症にならずに普通の経過を辿った方の断面写真にも、除去手術の写真ではあり得ないところに埋没毛があり、私はこの右側の除去手術に後に体調が良くなりました。

つまりは普通に植毛を受けて術後経過に何も問題がない方も同じ事が起きるということです。私は術後の感染症があったので、気づく事ができましたが、このまま体調不良が何だかわからないまま一生過ごすよりも感染症があったことで気づいて良かったと思います。右側の見た目は全く普通で何も異常がなかったので、除去手術ができる病院を探すのが大変でした。

初期の頃、植毛部位は常に変な異物の感覚がし、全身倦怠感と毎日風邪を引いているような感覚の違和感があり、私の場合はその違和感のことを慣れて忘れてしまった頃に体調不良が始りました。

 

海外の慢性疲労症候群の専門医師に、「昔違和感や不快だったことがあるけれども、今忘れているところはないですか?」と聞かれた事がありますので、慢性疲労等の一連症状は傷に違和感がなくなった頃に発症するのが通例のようです。

 

今私は除去手術を受けて六ヶ月です。症状が軽い方ですと、数ヶ月で完治することもあるそうですが、私はまだかかりそうです。除去後に体調改善に数年かかる方も普通にあるケースだそうです。でも、除去手術の後に周囲から見ても明らかなくらいのとてつもない劇的な改善を感じるので、この一連症状が異物反応であったことが100%確信的です。

 

異物の免疫反応を起こす患者さんの多くは検査は異常はなくインプラントの箇所が腫れていたり等の異常は全くありません。その為、医師から審美的にマイナスの面だけを背負ってしまう除去手術を躊躇される傾向にあります。

 

この情報で1人でも救われる患者様がいらっしゃることを願います。